お久しぶりです。
最近再びGE欲が出てきてね、気の合う仲間たちと夜な夜な教会に籠る日々を送っている。そんな中でいくつか戦闘のコツや、それぞれの型に対する立ち回りの理解を深めることができた。
あくまで僕の経験から得たものだけど、今回はそのノウハウを記述しようと思う。
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◎攻撃/支援/生存のキーポイント
戦闘には主に3つの立ち回りがあり、それぞれ攻撃/支援/生存の型があることを過去に紹介した。上達すればするほど生存と攻撃or支援型の両立という形になっていく。まず被弾したくないし、自分が生き残らないと攻撃も支援も満足にできないからね。生存力はおのずと身につく、あるいは求められるものになる。なのでまず生存について語る。
◎洞察力を鍛える
いわゆる「一歩進んだ先の目線」のこと。何も分からず被弾するのと、何が原因で被弾したか分かっている状態では全然違う。具体的には自分の立ち回りにおける不完全な点を理解するのに必要だ。何事もそうだが、目的の達成と理解には順を追って解決していくことが重要だからね。
ここで触れておくが経験を得る過程というのは2種類存在していて、一つは無意識に身につくもの、一つは意図的な検証のすえ判明し身についたもの。要するに
- 体で覚えたもの
- 頭で覚えたもの
となる。生存のカテゴリで問われるのは後者の影響が強い。 つまり自分の行動を頭で意識する必要がある。
具体例は「ここにいると危ない!」と意識したり、「無意識のリスクある行動」を抑制するのに効果がある。攻撃や支援は無意識に行なえるとしても、その最中に生存を頭で意識しないと被弾しちゃうからね、難易度が上がるほどそうだ。
戦闘中のどこかで生存を意識する、その洞察力を鍛えることから生存型は始まる。
◎生存の能力は構成される
あらゆる被弾に対し、疑問を持つ癖をつけよう。「今なんで被弾した?」を「今これがこうなったから被弾したんだ」って考えになるまで疑問視の癖をつける。この段階で洞察力は鍛えられる。
ここで重要なのは被弾したかどうかではなく、被弾の原因と理由をまず理解できるかどうかだ。なぜなら、その理解が生存力に直結するからである。
被弾しても自分の行動が原因で被弾したなら、自分の行動を改めればいい。でも敵の行動が原因の一方的な被弾は、いわゆる「何も分かってない状態の被弾」であり対策のしようがない。
*言葉のあやで少しややこしいね。
ただ、いくら戦闘慣れしていようと「何も分かっていない状態の被弾」が起こるケースは存在する。この場合は「敵を確認できていないから」というケースがほとんどだ。これは乱戦や地形、カメラワークなどで敵の行動を把握できていない時に起こる。
じゃあどうすればいいかというと、敵の全てを把握できる動きをすればいい。乱戦下だと敵を把握しづらいことは多々あるのでこれ自体は仕方ない。でも自分の立ち回り次第でそれを回避することは可能なので、リスク回避の立ち回りを心がけるようにしよう。実際上手い人はリスクになる状況をなるべく作らない前提で動いていることが多い。自分にとって有利な展開を作り続けることが重要だね。敵同士が重なっても見通せる位置に移動したり、敵の攻撃の軌道上から速やかに離れたりなど、危険に繋がる要素を省くことだ。
一応反射神経が優れている人ほどこの心配はなくなる。自信のない人は事前にリスク回避できる洞察力を身につけることで対応していこう。
◎生存の能力を攻撃/支援に反映しよう
実際上手く動けるかは別として、生存を意識できる段階になれたなら攻撃と支援にそれを活かすことができる。すると、がむしゃらな行動からまるで計算された動きに変化するんだ。ぞくぞくするね。
*自分がまだゲーム初心者の頃、上手い人のプレイを見て「すげー!」「なんでああいうことができるんだ?」と思ったことはないだろうか。それが分かる段階に到達できていれば洞察力は鍛えられていると言える。
◎攻撃型における生存の直感の働き
- 自らに降りかかる一歩先の危険予測
- 安全なポイントの提案
- 攻撃の手(ボタンを押すの)を止める判断
主にこれらが作用される。攻撃中の被弾はこの3つの内のどれかに必ず原因が当てはまる。先ほどと似た話になるが、被弾したくない時はこれらを頑張って意識してみよう。この直感が発達すればするほど敵の群れや判定の隙間を縫うような立ち回りができたり、ギリギリの攻めを続けることができる。
◎本来の攻撃型
ここからは生存の意識を外し、純粋な攻撃型の動きや定義を理解していく。
基本的には同じで、洞察力を鍛えることになる。生存と違うのは無意識に行なわれがちな「体で覚える」分類になるということ。ここで一度攻撃について何が評価されるのか確認してみよう。
- 部位に当てるのが上手い
- 他の人より攻めの手が多い
- 敵の動きに綺麗に合わせて攻めている
大体こんな感じだ。一番上は技術(操作)的なものだけど、それより下は自分と敵の動きを予測してなきゃできない。攻撃における洞察力とは、攻めのために一歩先の未来を予測する能力であるといえる。これが発達すると次に繋がる行動の選択肢に攻めが加わる。カウンターや先読みってことだね。
例えばシユウの滑空に対し、ただ回避するだけでなくバスターやスピアなら空中四角、ロングなら空中三角、他武器でも少し横に移動して捕喰…など「敵の攻撃をいなして攻撃する」という考えや行動に発展できるなら、攻撃の洞察力が鍛えられていると言える。乱戦でも敵の攻撃を回避するために後ろに下がる…ではなく、敵から敵の元へとただ攻撃し続けるために移動するなど「攻撃への執着」があるなら、それはもう立派な攻撃型だ。
これらは無意識のうちに経験として蓄積されるが、意識して行なうことができれば上達は早まる。練習ってやつだね。ゲームにおいては敵の動作は完全に固定化されてるので、こちらの対応もパターン化できる。分かりやすい例は安地捕喰とかハンニバルのストーム避け、繊細な操作が要求される狙撃や黒BA当てなど。攻撃型のスキルアップはとにかく体に覚えさせること、あらゆるパターンを叩き込むことが重要だ。
◎支援と生存の関係
支援型は生存のノウハウが大きく活かされる。というのも神回復を前提とした支援の場合、味方の危険を察知する能力は自分の生存力で養われるからだ。生存のカテゴリで得た「一歩先の危険を予測する能力」は自分だけでなく、味方にも応用することができる。
例えばコンゴウ、ヴァジュラ、ハンニバル辺りのアラガミは目の前のプレイヤーを素早く攻撃する「格ゲーの小パンチ」的な攻撃を持っている。これは振り向き速度だったり、敵とプレイヤーの間合いで「出してくるだろうな」という予測ができる。もし味方がその間合いにいたら。もし味方が先ほど紹介した
◎攻撃型における生存の直感の働き
- 自らに降りかかる一歩先の危険予測
- 安全なポイントの提案
- 攻撃の手(ボタンを押すの)を止める判断
のどれかをこなせない状況だとしたら。銃形態で待機すれば神回復の確率はグッと上がるだろう。
この時、敵だけでなく味方の行動も視野に入れていることが前提となる。その味方の装備はどこまで機動力があるか、その味方の状況はどの程度厳しい段階にあるかを予想し、先読みすることが神回復のコツとも言える。つまり支援型で必要なのは、生存型の洞察力だ。
また、過去の記事でも伝えた通り、基本的に支援は余裕のある時にだけすればいい。しかし支援の為に自分で余裕を作れる状況を展開できるなら、神回復、捕喰、リンクエイドがスムーズに行なえるだろう。その余裕は生存の能力があれば成り立つものであり、このように支援と生存は密接に関わっていると言える。
◎それぞれの型へのシフトチェンジ
ある程度戦闘に慣れている人なら、攻撃/支援/生存のどれもを意識した立ち回りが可能だと思う。「普段は攻めに行く場面だけど、敵味方問わず密集していて危険な状況だ」と判断したら支援に切り替えてもいいし「今日はとにかく敵を斬りまくりたい」って気分なら攻撃をしてればいい。体感だが「その日の気分や状態に合わせた意識の切り替え」が一番上手く動ける気がしている。状況ではなく、その日の自分の気分に合わせた立ち回りが良いってことだね。なんかいつもより上手くいかない…って時は試してみてほしい。何も浮かばない時はとりあえず生存を意識しよう。長く生き残る状況が続けば目が慣れ、頭が慣れ、自然と余裕が生まれてくるからね。余裕がなければそのまま生存でいいし、その余裕を何に活かすかは君次第だ。
◎最後に
戦場は目まぐるしく変化するが、この3つの型を臨機応変に切り替え、状況に応じて最適な判断と行動をすることが「理想の立ち回り」になるのだと思っている。全体のリスクが低い場面では攻め、逆にリスクが高まっている時は支援に徹し、降りかかる危険には常に対応する。これが個人的な理想の立ち回りの形だ。この最適な判断とやらにはいずれも「生存の能力」が関わってくる。
ここまで読んでくれた諸君の「理想の立ち回り」とはどんなものになるだろうか。攻撃/支援/生存の全てを並立するのは不可能としているが、状況に応じた素早い判断とキレのある反応速度があれば、あるいはそれが可能になるのではないか。何かに特化し磨くのもいいが、僕は貪欲なので全てを求めていきたい。僕自身の理想の立ち回りを実現していきたい。