今回は戦闘の型について解説する。
まず戦闘は大きく分けて3つの立ち回り方がある。
〔攻撃〕〔支援〕〔生存〕だ。
これらのどれを重視するかは人によって全く違い、行動もそれぞれ異なる。どういった特徴があるのか、またどんな動きをする傾向があるのか、分析した結果をまとめる。実際に自分の立ち回りを当てはめたり、想像しながら読んでもらうと面白いかもしれない。
なお、完全に個人的な意見なので真に受けないでほしい。
◎タイプ別の解説
- 攻撃型
手数を稼いだり、敵を攻める立ち回りの傾向。敵に密接し前線で戦っていることが多い。他人から見て前にいるため動きが見やすく、支援をしやすい。また目立つ位置にいるため支援を受けやすい。敵の攻撃を理解し反撃に長けている人も多く、実際に見ていて上手い、惚れ惚れするといった感想をよく抱く。アクションゲーム得意な人は大体この型。個性豊かな人が多い。
・注意点
攻撃に走れば走るほど、他者への支援を怠りやすい。また、支援を受けやすいので攻撃に偏重しがちな(捕喰や回復を行わない)環境が整いやすい。これら脳筋になっても気が付けないことがある。冷静に戦わないと敵の動きより自分の理想の動きを優先しやられてしまう。
- 支援型
回復支援やリンクバーストを積極的に行う傾向。支援のため後方に行くことが多い。敵より味方の動向を気にする。周囲に注意を向けられる人がいないと自身がリンク3になりにくい。前線から見てカメラ外にいることが多いため、貢献してないと思われがち。実際は難易度の高いミッションほど支援の恩恵は大きく、与ダメが低くても貢献度は高い。自分の意思ははっきり持っているが、他人を尊重できる人がこの型になりやすいイメージ。
・注意点
支援に注意が行き過ぎて敵の攻撃が見れない、自分の攻撃頻度が少なくなる。受け渡しをしすぎると人によっては自分にこなくなる。誰かが力尽きた時、焦って助けようとして周りが見れなくなることがある。捕喰を多くするため危険に陥りやすい。他二つの型と比べて活動や貢献が目立ちにくい。
- 生存型
被弾しないがモットー。常に慎重に考えてから行動する傾向。動きに慎重さが表れており、敵の行動を静かに待つことが多い。敵には近づきすぎず、行動を探るような立ち回りをする。そのため生存型の人はすぐ分かり、ある意味目立つ。攻撃も慎重に行う傾向、聡明な人ほど生存型になりやすい。確実なものを求めてるイメージがある。大体一目置かれてる人はこの型。
・注意点
不確定要素に弱い、自分の対応できない状況だと何もできず無力化しやすい。集中力をよく使うため消耗が激しい(個人差大きめ)。敵の動きに集中しすぎて攻撃か支援のどちらかが少なくなることがある。
◎複合タイプについて
それぞれの型で自分に当てはまるのが一つだけじゃない方もいるだろう。実際その通りで、大体の人は二つの型の特性を併せ持った立ち回りをすることが多い。もちろん一つに絞ることもできる。
◎1人に3つ全てが当てはまることはない
戦闘中は忙しく、攻撃支援生存の全てを並立させるのは物理的に不可能としている。あくまで傾向の話なので例を挙げるなら、
「攻撃メインで手数いっぱい稼いで支援も頻繁にして慎重に落ち着いて行動している」
なんてことは成り立たない。この場合、攻撃と支援を頻繁に行っているなら生存型は当てはまらないということだ。
◎組み合わせによるチームの特徴
マルチをする際、大体バランスよくそれぞれの型で分かれることが多い。だが集う人員によっては、攻撃全振りなパーティーや支援特化なパーティーなど、型の組み合わせが偏る場合がある。
一番分かりやすいのは攻撃型集合の時で、明らかに戦闘が終わるのが早い。逆に支援型の集まりだと安定性はあるものの、戦闘が長引くことが多い。
これらの特徴を理解し、チームメンバーを把握することで自分の立ち回りを変えるのは有効な手立てといえる。
例えば支援過多のパーティーなら自分は手数を稼ぐ。脳筋だらけになったら自分は支援をがんばる。生存型が集まったら積極的に前に出る、もしくは足りない部分を補うなど、チーム全体の傾向に合わせて自分の行動を変えるのは面白い。あるいはあえて全体の傾向に便乗して場の一体感を味わうのもまた悪くない。
◎まとめ
・立ち回りは3つに分かれる
・攻撃 支援 生存
・型を理解することで有利になるかも
・マルチ楽しい
何も考えずに遊ぶのは楽しいし、何かを考えながら遊ぶのも楽しい。今回は後者に注目した解説となった。戦闘の役割分担ってわけじゃないけど、これらを意識すると戦略的に楽しめる、それが伝わってくれたならば本望だ。
-終-
追記:ツイッターでアンケートとったらこうなりました