カメラワークっていうのはすごく大事だ。
自分が見たいものを見る。簡単なことだけど、状況によってはそれすらままならない。
物理的にも精神的にも同じことが言えるね。あらゆる面に視野を広げてやっと物事が理解できるんだ。
場合によってどう対応していくか、今回はその理解を深めていく記事になる。
◎見たいものを見る!
まず戦闘中に自分が何を見たいのかを考えてみよう。
- 敵の動き
- 自分の動き(今何しているかのチェック)
- 地形、ミニマップ
- ステータス(HP OP ST)
- アイテム、バレット
- 味方の動き(※マルチ時のみ)
といったところかな、最も重要なのは敵の動きだ。でも一概に敵の動きといってもそう単純なものじゃない。掘り下げると様々な要素があり、何に注意を向ければいいか、どんな行動を優先すべきか等、戦闘中の選択肢は多岐にわたる。
◎何を見ていけばいい??
円滑な視点移動や操作を行うには、そもそもできるだけ最適解の行動をとっていく必要がある。
自分に有利な状況を常に作り出すことが重要で、それが出来ないと立ち回りやカメラワークで迷いが生じたり、余裕の無さから苦戦する。不利な状況だと体勢を立て直すので精一杯だからね。
有利な状況とは
- 敵の攻撃に対する備えができる状態
- 部位を狙いやすい位置にいる時
- 逃げ場や安全ルートがある程度確保出来ている時
- 一歩先の行動予定を立てられる時
この点をふまえて立ち回りを模索する。
【意識のコツ】
最優先は自分が被弾しないこと。
ここで一番大事なのは明らかにやばい状況に陥った時、それに気づくことができるかどうか。
僕の例だと、乱戦で生き残りたい時は状況に応じて危険度を〔大:中:小〕に分けて判断している(あくまで目安)。
戦闘中のふとした時に自分が今置かれている状況を客観視して、安全か危険か判断することが何よりも重要なんだ。
実際〔危険度:大〕の時は普段通りに立ち回っても対処しきれないことのほうが多い。事前に気づくことが出来たなら、攻撃の手をやめて回避に専念しよう。逆に安全な時は攻めたり、マルチなら支援に徹するなど、危険度に応じたメリハリのついた行動は戦闘の難易度が高ければ高いほど効果を表す。
今は生存の例を紹介したけど、攻撃も支援も同じことが言える。カメラワークといっても操作だけ注目するのではなく、根本の意識が変われば見たいもの(注目すべき対象)が最適解により近づくってことだね。そうすればそれに比例して行動の質も高くなる。
*意識が変わればカメラワークも行動も変化する。上手な立ち回りとは、基礎を極めた立ち回りのこと。
【操作のコツ】
人によってカメラ対応キーは様々だけど、いずれも視点移動と同時に別の入力(アクション)をすることがほとんど。異なる操作を完全に両立させるのは難しく、ここでは少しでもカメラワークをスムーズにするための方法を紹介する。
- 常に移動しながら攻撃する
視点操作を簡略化しやすい。乱戦だと特に有効、群れを突っ切るのをイメージすると分かりやすいかも。敵に挟まれる位置では留まらないよう注意。余裕がない時は攻撃をやめ、回避と移動だけに専念しよう。
- あまり移動せず安定した位置に留まり続ける
視点操作の負担が減る。視点移動とアクションの面では、突っ切るよりこっちのが余裕を持って対処しやすい。冷静になりやすいため焦りが生じた時にも有効。
- 利き入力を意識する
視点移動する際、左と右どちらの入力がしやすいだろうか。
これは人によって違い、大体の人は左入力のほうがしやすいと思う。利き手と似たようなもので、実は立ち回りにおいて、ずっと同じ方向に向かって視点移動する人はたくさんいる。癖ってやつだね。
*正直これはアラガミによるものも多い。今回は敵による影響はなしと考えてほしい。
利き入力する時のメリット
- 視点移動をスムーズに出来る
- 自分の思い描いた動きがしやすい
- 僅かでも操作に負担がかかりにくい
逆側に入力する時のデメリット
- 力加減が難しく、微調整が上手くいかないため多少のカクツキが発生する
- 思い描いた動きからズレが生じやすい(視点移動を前提とした動きをする場合)
- 精密な狙いをつける時ほど操作に負担がかかる
慣れである程度解決出来るし、そんなに影響ある? と思うかもしれないが、普段の戦闘でもそれは見られるし、長時間の操作をすればするほどそれは顕著に表れる。
戦闘中にわざわざ意識する必要もないけど、戦況が厳しかったり、何か成し得たい目的(絶対生き残りたい、攻撃を確実に当てたい…など)が発生した時にこれは役立つ。
◎まとめると…
・自分が常に有利になるよう意識する
・被弾しないことを最優先にする
・状況に応じ負担を軽減するように動く
・余裕を持って行動する
意識することが明瞭化すれば、あとはそれに従って動くだけ。でもその判断は経験でしか得られない。
つまり、今回はある意味基本的なことしか解説していない。具体的な敵の立ち回りは実戦で確かめてみよう!
ただ、その中で今回の内容を意識していけるなら、或いは最適化への近道になるかもしれない。
終わり
見たいものを見る。そのために見たい対象をしっかり決める。対象の何を見ていくか判断する。どんな状況でも見れるように行動する。これをしっかり意識しよう。